x^2+y^2≡z^2 (mod p^e)の解の個数
の解の個数
以下の文献によると、
https://math.mit.edu/research/highschool/primes/circle/documents/2020/Shleifer_Su_2020.pdf
この問題のでの解の個数は、個となる。
この文献を参考に一般化を試みる。
の解の個数
以下、上記の参考文献と並行して話を進める。以下、証明は全て完成していなくて、数値実験からの予測を一部含む。
とする。
このとき、
の解の個数は、
次に、の解の個数は、
ここで、のとき、数値実験により、
また、のとき、数値実験により、
追記:山田先生(@tyamada1093)にになっていることを教えてもらいました。お礼申し上げます。
よって、
後はこれらを全て足し合わせればいい。
を代入して整理すると、
が指数が2乗以上の素因数を持つかの場合分け
の解の個数がちょうどになるのは、を素因数分解したとき、素数の1乗の積のみからなる場合だけになる(中国式剰余定理より)。
*1:は2,3,5,6などの値を取ることを確認済みでその振る舞いは複雑に思える。